日本売りのシナリオ

5月15日の債券相場の動きだ。午前中に大きく下落し、5年物で0.4%台、10年物の利回りが0.9%台に突入した。この金利上昇を危険と見た日銀が緊急に買い入れを拡大し、金利を引き下げようとした。これは一時的には効果を上げ、国債価格は前日比で大幅下落から、上昇に転じた。

 問題は、これが持続せず、その後、やはり国債は前日比で下落となってしまった。この乱高下は、日銀の介入で流れを変えることは出来ず、同時に、投資家たちは、日銀の買いを、売りの絶好機ととらえ、次々と国債市場から退出を進めている可能性を示唆している。

 これが国債市場にとって、一番危険なシナリオだ。この話は、まもなく刊行される拙著「ハイブリッド・バブル」で詳細に分析したが、重要なのは、まともな投資家が国債市場から退出し、乱高下をチャンスととらえるヘッジファンドなどが、国債市場の取引ウェイトを上げていくということが起きていると言うことだ。これは、長期的には、国債市場を日銀だけが買い支える安楽死へと向かわせることになる。

 現状は、株価が上昇しているから、株安、債券安、為替安のトリプル安、日本売り、と解釈するのには無理がある。しかし、株式市場のバブルを除いて考えれば、日本売りのシナリオは着々と準備されていると考えた方がいいと思われる。



2%のインフレ予想が定着した場合、長期金利は少なくとも3%まで上昇して、

長期金利が上昇すると、損失が発生。

投資家は損失リスクへの見返りとして上乗せ金利を求めてくる。

リスクプレミアムが織り込まれれば、長期金利は4%、5%へ上昇しても不思議ではない。

危機が始まると、プレミアムは跳ね上がり、債券利回りも急上昇。

ギリシャポルトガル、イタリアやスペインにおいても、危機のピークでは
10年債利回りの対独スプレッドが6ポイント前後まで急上昇した。

政府債務残高は対国内総生産(GDP)の240%に達し、いったん長期金利が上昇を始めれば、

利払い費が増大し、債務残高が雪だるま式に膨張。

長期金利の上昇を受けて、国債を大量に保有する金融機関の自己資本が劣化すれば、
金融システムに動揺が走りかねない。

対応を誤れば、国債価格下落、銀行の資本劣化という財政問題
銀行危機の負のスパイラルが始まるリスクがある。


ある記事から

円安の進行や株式市場の上昇を見て、やはり経済は期待で動くと
主張するエコノミストが多いが、それは金融市場だけに通用する話。

金融市場の論理を国民経済全体のメカニズムにまで普遍化して、「期待」で経済行動を説明するのは間違いである。

だから、専門外の学者に、「経済学はニュートン力学以前」と軽んじられるのだ。

実物経済は金融投機の論理で動く世界ではない。

製造業復活の戦略もないのに、通貨量だけを増やせば、悪性インフレになるだけだ。

アベノミクスはいずれアベノリスクに転化するだろう。

このリスクは大きくみて三つある。

円安と赤字財政拡大(長期金利上昇)

不況激化と物価上昇

これまでの、中間層が消えて貧困層

富裕層と貧困層の極端な二極化の拡大

その先にあるのは日本経済の悲劇。

製造業や消費者が「将来期待」で動くと想定するのは現実を無視した非現実的な分析だ。


これまでも富裕層と貧困層が問題視されてきたが、更に物価上昇により
貧富の格差が極端に激化する。



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橋下の従軍慰安婦制度を「必要だった」と述べたり、在日米軍に風俗業活用を促すなどの発言。

批判が爆発



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オクラホマなど中部の4州で19日に26個の竜巻が発生し、少なくとも1人が死亡、十数人が負傷した。各地で建物の屋根や樹木などが吹き飛ばされたり、電線が寸断されるなどの被害が広がっている。

米国立測候所によると、竜巻はオクラホマカンザスイリノイアイオワの4州で発生し、特にオクラホマカンザスの両州で大きな被害が出た。

オクラホマ州の当局者によると、同州ではトレーラーパークにいた男性1人が死亡、2人が行方不明になり、負傷者も多数いる。現場では暗くなった後も、バラバラになったトレーラーの残骸の間で捜索救助活動が続けられている。

同州のフォーリン知事は16郡に非常事態を宣言した。

竜巻の通り道となった同州ショーニーの幹線道路は、複数の大型トラクターが横倒しになり、同日夜の時点で上下線とも一部が通行止めになっている。付近の病院では11人が手当てを受け、1人は重体になっているという。

米中部では同日から20日にかけて、大粒のひょうや暴風雨などを伴う悪天候が予想され、オクラホマ州などの当局は、「まだ終わったかどうか分からない」として引き続き警戒を呼びかけている。



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原子力機構で放射性物質漏れ 研究者ら4人が内部被曝

 日本原子力研究開発機構は25日、茨城県東海村のJ―PARCの原子核素粒子実験施設で、放射性物質が施設の外に漏れたと明らかにした。中にいた研究者ら少なくとも4人が内部被曝(ひばく)した。漏洩(ろうえい)は止まっており、拡大の恐れはないという。被曝した4人のうち、最大の被曝量は1・7ミリシーベルトという。原子力機構は外部に漏洩した放射性物質の量を調べている。

 原子力機構や原子力規制委員会によると、放射能漏れがあったのは23日午前11時55分ごろ。陽子ビームを金にあて素粒子を発生させる実験をしていた。装置が誤作動を起こして陽子ビームは通常の400倍の出力になり、金が蒸発。放射性物質が漏れて研究者が吸い込んだ。現場には当時、研究者ら約30人がいたという。

 施設の汚染は最大で1平方センチあたり約40ベクレル。現在、施設内を立ち入り禁止にしている。原子力機構は発生当時、外部への放射能漏れはないと考え、国に報告しなかった。J―PARCは大型の加速器を備えた素粒子などを調べる実験施設。



日本は放射能まみれの異常な国。

内部被ばく、あの福島原発の無残な姿を世界にさらけ出しているのは
日本だけ、ほんとになさけない。


世界に原発を売り込み?
どんなツラをすればあんなことが出来るのか開いた口が塞がらない。



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テキサス州サンアントニオが24日夜から25日にかけて豪雨に見舞われ、洪水による被害が出ており、当局によれば、女性2人の死亡が確認された。

地元当局によると、強い雨と風の影響で25日には約1万2000世帯が停電し、市内数十カ所の道路が閉鎖された。河川のはんらんなどで住民数十人が避難を強いられ、消防当局には同日午後までに約250件の出動要請があった。

警察によると同日午前、車に乗っていて流された30代の女性の死亡が確認された。

さらに、車を運転中の60代前後の女性が浸水区域で立ち往生しているのを消防隊が発見。消防士らは車の窓を割って女性を救出しようとしたが、水の流れが突然変わり、車は流されてしまった。その後、消防隊が車を発見し、女性の死亡を確認した。

消防責任者は、当局が把握していない死者や行方不明者がいる可能性もあると指摘した。

同市西郊では24日に竜巻も発生。樹木や送電線の被害が報告された。サンアントニオ国際空港では25日午前だけで約243ミリの雨量を記録した。

同市では1998年10月、ハリケーンの影響などによる洪水で11人が死亡した。



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気温48度の猛暑、赤ちゃん猿もぐったり インド
2013年05月23日

インド北部では夏を迎え、各地で連日、気温が48度近くまで上がる猛暑となっている。
首都ニューデリー(New Delhi)では22日、5月の気温としては過去最高の45.6度を記録。
アラハバード(Allahabad)でも最高気温が47.28度となり、赤ちゃん猿がお母さん猿に
しがみついて日陰で涼んだり水を飲んだりする様子も見られた。

2ヶ月間で、猛暑による熱中症で524人が死亡した。