復興予算の流用金

聖書。


見よ。神は力にすぐれておられる。神のような教師が、だれかいようか。

だれが、神にその道を指図したのか。だれが、「あなたは不正をした」と言ったのか。

人々がほめ歌った神のみわざを覚えて賛美せよ。

すべての人がこれを見、人が遠くからこれをながめる。

見よ。神はいと高く、私たちには知ることができない。その年の数も測り知ることができない。

神は水のしずくを引き上げ、それが神の霧となって雨をしたたらせる。

雨雲がこれを降らせ、人の上に豊かに注ぐ。

いったい、だれが雲の広がりと、その幕屋のとどろきとを悟りえよう。

見よ。神はご自分の光をその上にまき散らし、また、海の底をおおう。

神はこれらによって民をさばき、食物を豊かに与える。

神はいなずまを両手に包み、これに命じて的を打たせる。

その雷鳴は、神について告げ、家畜もまた、その起こることを告げる。

しかと聞け。その御声の荒れ狂うのを。その御口から出るとどろきを。

神はそのいなずまを全天の下、まっすぐに進ませる。それを地の果て果てまでも。

そのあとでかみなりが鳴りとどろく。神はそのいかめしい声で雷鳴をとどろかせ、その声の聞こえるときも、いなずまを引き止めない。

神は、御声で驚くほどに雷鳴をとどろかせ、私たちの知りえない大きなことをされる。

神は雪に向かって、地に降れと、と命じ、夕立に、激しい大雨を命じる。

神はすべての人の手を封じ込める。神の造った人間が知るために。

獣は巣にもぐり、ほら穴にうずくまる。

つむじ風は天の室から吹き、寒さは北から来る。

神の息によって氷が張り、広い水が凍りつく。

神は濃い雲に水気を負わせ、雲が、そのいなずまをまき散らす。

これは神の指図によって巡り回り、命じられるままに世界の地の面で事を行う。

神がこれを起こさせるのは、懲らしめのため、あるいはご自身の地のため、あるいは、恵みを施すためである。

これに耳を傾けよ。神の奇しいわざを、じっと考えよ。

あなたは知っているか。神がどのようにこれらに命じ、その雲にいなずまをひらめかせるかを。

あなたは濃い雲のつり合いを知っているか。完全な知識を持つ方の不思議なわざを。

また、南風で地がもだすとき、あなたの着物がいかに熱くなるかを。

あなたは、鋳た鏡のように堅い大空を神とともに張り延ばすことができるのか。

神に何と言うべきかを私たちに教えよ。やみのために、私たちのことばを並べることができない。

私が語りたいと、神にどうして伝えられようか。人が尋ねるなら、必ず彼は滅ぼされる。

今、雨雲の中に輝いている光を見ることはできない。しかし、風が吹き去るとこれをきよめる。

北から黄金の輝きが現れ、神の回りには恐るべき尊厳がある。

私たちが見つけることのできない全能者は、力とさばきにすぐれた方。義に富み、苦しめることをしない。

だから、人々は神を恐れなければならない。神は心のこざかしい者を決して顧みない。



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流用予算 返却させよ
復興庁に災対連が申し入れ

 災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(全国災対連)は8日、野田佳彦首相と平野達男復興相に対し、復興予算の流用金をただちに返却させることと、流用を認めた復興基本法の改正を求める緊急申し入れを行いました。全国災対連の中山益則事務局長(全労連共闘部長)らが同日午前、東京都港区の復興庁を訪ね、担当者に申し入れ書を手渡しました。

 中山事務局長は復興庁との交渉で、「復興予算は被災者の生活と生業の再建、被災地の震災復興以外に使わないこと。基本法と復興基本計画を見直して、自ら流用をただす姿勢を見せていただきたい」と要求。復興予算の財源について「大企業への増税は今年からの法人税減税の枠内で、しかも3年だけだ。結局は国民負担が大きい」と指摘し、被災地にまで負担を求める所得税・住民税の増税を引き下げ、大企業に応分の負担をと迫りました。

 宮城県災対連の鈴木新代表(宮城県労連議長)は、被災地に置かれた復興庁の支所に要望を届けても「ほかに伝える」などと機能不全に陥っていると告発。被災者は仕事が見つからず貯蓄も尽きていると直接支援の必要性を強調し、「国民監視する自衛隊情報保全隊の器材を復興予算で買っている場合か」と批判しました。

 復興庁の香山泰久参事官補佐は、流用の是正について「法や計画の見直しではなく、個々の事業ごとに必要性を見る」と述べるにとどまりました。



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「サンディ」後も悪天候続く NYなどガソリン購入制限

11月9日(金)9時43分配信

大型温帯低気圧「サンディ」に続いて7日にも雨や雪に見舞われた米北東部で、ガソリン不足が深刻化し、ニューヨーク市などは8日、ガソリンの購入規制を発表した。サンディからの復旧もままならない被災地は、一部で新たな停電が発生するなど被災者の窮状が続いている。

ガソリンの購入規制は自家用車を対象に、ニューヨーク市と同州のロングアイランド地域で9日から発効。ナンバープレートの番号に従って、購入できる日を偶数日または奇数日のいずれかに限定する。ただし業務用の車両は規制対象外。

同地ではサンディの影響で燃料不足が深刻化し、ガソリンスタンドに長蛇の列ができていた。ブルームバーグ市長は8日、記者団に対し、あと2週間はガソリン不足が続くとの見通しを示したうえで、「行列を短くしてもっと早くガソリンを買えるようにし、ガソリンスタンドの営業継続を支援し、混乱発生のリスクを抑えるために、ガソリンを交互に買えるようにすることが最善の策と考えた」と語った。

サンディに直撃されたニュージャージー州では既に12郡で先週から同様の規制を実施している。

被災地では少なくとも65万8000世帯で停電が続いており、ニュージャージー州では7日の暴風雨で新たに16万7000世帯が停電、電力会社が復旧を急いでいる。

同州やコネティカット州の一部では積雪も観測され、国際空港のあるニューアークも8日朝までに15センチの雪が積もった。

ニューヨーク州のクオモ知事は8日、サンディによる被害額は同州だけで330億ドル(約2兆6000億円)、地域全体では500億ドルに上るとの試算を明らかにした。


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アメリカのストーム、ニューヨークとニュージャージーで停電

アメリカで新たなストームにより、ニュージャージーとニューヨークで停電が続いています。

ファールス通信によりますと、アメリ東海岸を襲ったストームにより、先週のハリケーン・サンディによって甚大な被害を受けたニュージャージーやニューヨークが再び停電に見舞われています。

新たなストームにより、27万5000世帯が停電となり、気温は0度近くまで下がっているということです。

気象局の警報に反し、新たなストームによって洪水は起こらなかったものの、最も人口密度の高い一部の地域が停電になりました。

この他、ニューヨークの空港の発着便1300本が欠航になっています。

アメリカ連邦緊急事態管理局は、「ニューヨークとニュージャージー州で、合わせて95万人に緊急支援が行われる」としています。