化学物質による世界の汚染の広がり

「米軍、アフガンでウラン弾を使用」

アフガニスタン人の作家が、アフガニスタンアメリカがウラン弾を使用したことによりアフガニスタンの人々の命は危険に晒されていると述べました。

著作『民主主義後のアフガニスタン』と題する本の著者であるムハンマド・ダーヴト・ミーラキー氏は、プレスTVのインタビューに応じ、アフガニスタンでのアメリカによるウラン弾の使用について触れ、「アメリカはこの理由でアフガニスタンで恐ろしい犯罪を犯したことになる」と語りました。

ミーラキー氏は、「アフガニスタンでのウラン弾の使用により、多くの奇形児が生まれた他、人々の間で、癌、糖尿病、身体の免疫システム障害といった病気が生じることになっている」としました。

同氏はまた、その著書の中で、アメリカが2001年末にアフガニスタンで広範囲に渡りウラン弾を使用したことに触れ、それをアフガニスタンでの『大量殺戮』としています。
さらに、アフガニスタンでの民主主義樹立に関するアメリカのスローガンを偽りだとし、アメリカが民主主義の名目でアフガニスタン国民を欺き、虐待しているとして非難しています。

アメリカとその同盟国は、2001年、テロとの戦いを口実にアフガニスタンを攻撃し、占領しましたが、占領から10年経過したいまもなお、アフガニスタンでテロが根絶されることなく、同国では情勢不安が悪化し、民間人の死亡者数も日を追って増加しています。


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在米越人記者、「世界は永久に米のウランにより汚染」

アメリカ在住のベトナム人ジャーナリストが、「アメリカは、戦争で多量の劣化ウランを使用したことにより、世界特に中東地域を永久に汚染した」と語りました。

このベトナム人ジャーナリストLinh Dinh氏は、アメリカが劣化ウランを使用したことを、人類に対する恐るべき犯罪であるとし、「この物質は、罪なき人々や未来を担う新生児らに、必ずや悪影響を及ぼし、その痕跡は数十億年先まで残るだろう」と強調しています。

また、「劣化ウランが自然環境や水、陸地や大気内に一旦入り込んでしまうと、数十億年はそこに残留するものであり、しかもこの物質は中東諸国のみに残るのではない。確かに、中東の人々は、世界のどこの地域の人々よりも高い劣化ウランの危険に晒されているが、劣化ウランは風に乗って世界各地に拡散されてしまう」と述べました。

さらに、「アメリカが劣化ウランを使用したことは、アメリカ自身は否定しているが、破壊的な措置であり、歴然とした大量殺戮行為である」としています。

そして、「ベトナム戦争では、オレンジ剤といった大量の化学物質が使用されたが、アメリカはこの化学物質が毒物であることを否定していた。まさに今、アメリカが劣化ウランの有害性を否定しているように」と語っています。

この発言の前に、このベトナム人ジャーナリストは、「最新の報告から、アメリカ軍がアフガニスタンで大量の劣化ウランを使用したことが判明しており、これが原因でアフガニスタンでは奇形児の出生や各種のガンの罹患の例が多数発生している」と述べていました。
こうした中、国連の人権に関する多くの委員会は、戦争時における対人劣化ウラン使用を禁じています。

しかし、アメリカは、無実の人々に対し劣化ウランの含んだ兵器を使用しています。
アメリカは1991年、第1次湾岸戦争において340トンの劣化ウランを使用し、さらに1998年のバルカン戦争では、公然とこの化学物質を使用しています。

アメリカはさらに2001年、アフガニスタンで少なくとも1000トンの劣化ウランを使用し、2003年にはイラク戦争においても、2400トンの劣化ウランを使用しています。


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財政赤字 4年連続1兆ドル超に
2月1日 8時36分
アメリカ議会の予算局は、アメリカの2012年度の財政赤字が4年連続で1兆ドルを突破するという見通しを発表し、ことし秋の大統領選挙を前に、財政健全化を巡る与野党の間の攻防がさらに激しくなりそうです。

連邦政府財政支出を分析するアメリカ議会の予算局は、先月31日、去年10月からことし9月までの2012年度の財政赤字について、景気回復の遅れで税収が伸び悩んでいることなどから、1兆790億ドル(日本円にしておよそ82兆円)になるという見通しを発表しました。

これにより、アメリカの財政赤字は4年連続で1兆ドルを突破する見通しとなります。また、失業率についても、ことしが平均で8.8%、来年=2013年は平均で9.1%と、さらに上昇するという予想が示され、財政赤字の拡大を防ぎながら雇用状況の改善を図るという難しい課題を浮き彫りにしています。

オバマ大統領は、今月中旬に2013年度の予算編成の方針を示す「予算教書」を発表し、財政赤字の削減の重要性を改めて強調するとみられますが、赤字をどう削減するかについては与野党の間に大きな隔たりがあり、秋の大統領選挙を前に財政健全化を巡る攻防がさらに激しくなりそうです。

 

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強い寒気 日本海側で降雪続く
2月1日 5時50分
強い寒気の影響で、北日本から西日本にかけての日本海側では、山沿いを中心に断続的に雪が降っています。北陸や東北の日本海側を中心に2日にかけて大雪となるおそれがあり、気象庁は、交通への影響や事故、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日本の上空には強い寒気が南下し、冬型の気圧配置が続いているため、北日本から西日本の日本海側では山沿いを中心に断続的に雪が降っています。1日午前

6時の積雪は、新潟県津南町で3メートル14センチ、長野県飯山市で2メートルちょうど、山形県新庄市で1メートル53センチなどとなっています。

日本海側の雪は現在はやや弱まっていますが、強い寒気に加えて前線を伴った低気圧が2日にかけて急速に発達しながら東北付近を通過するため、このあと再び雪が強まる見込みで、北陸や東北の日本海側を中心に大雪となるおそれがあります。2日の朝までに降る雪の量はいずれも山沿いの多いところで、▽東北の日本海側と北陸、新潟県で80センチ、▽長野県と群馬県、中国地方で60センチ、▽近畿北部と岐阜県で50センチ、▽北海道で40センチ、▽四国で20センチと予想されています。さらに3日の朝にかけては、▽東北の日本海側と新潟県で60センチから80センチ、▽北陸と長野県、岐阜県、中国地方で40センチから60センチ、▽近畿北部で20センチから40センチの雪が見込まれていて、▽東海や西日本の太平洋側でも雪が積もるところがある見込みです。また、低気圧が通過する北陸や東北の日本海側では、雪を伴って風が強まり、2日にかけて

の最大風速は陸上で20メートルから23メートルと予想され、海上は大しけになる見込みです。気象庁は大雪や吹雪による交通機関への影響や、除雪作業中の事故、雪崩などに十分注意するほか、低気圧や前線が通過する際には落雷や突風にも注意するよう呼びかけています。

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日本列島を降り続ける大雪は生活市民に大きな弊害を
もたらしています。

これも日本海や太平洋海の海水の温暖化によって

水温が水蒸気となって上昇し、強い寒気によって雪となり異常な豪雪や雨を
降らしているものとみます。