以外と知られていない火山灰の放射能除去効果。

以外と知られていない火山灰の放射能除去効果。


放射能汚染も除去
 
かつてフランスや英国、アメリカにより南太平洋で核実験が幾度ともなく実施された。当時は、実験後も放射能が残留して、人が入り込めないほど環境汚染があるだろうと言われたものだ。

ところが、数年も経たない内に、残留放射能が検出されないほどに雲散霧消してしまったようだ。

勿論、被爆した船舶からは、今でも放射能が検出されてはいるが、核実験場の現地では、殆ど放射能が検出されていないようだ。これなどの原因は、実に南太平洋の火山島に大量に賦存する火山灰にあるように思われる。

火山灰には放射能汚染の除去などの吸着特性による浄化作用があるものと思われる。これは、広島や長崎でも同様なことが言えるようだ。原爆投下後には、現地では実に二〇年ぐらいは草木も生えないであろうと言われたものだ。それが数年も経過しない内に、木が生い茂るほどに環境が浄化してしまった。

日本という火山列島に大量に存在する火山灰の吸着性によるもので、実に火山灰による土壌や大気の浄化作用にあるものと思われる。


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原子炉安定化策で脅威増大も=支援の米専門家が指摘―NYタイムズ
2011年4月6日 18時14分  【ニューヨーク時事】福島第1原発の事故について、原子炉安定化に向けて取られた対策がかえって脅威を増大させる恐れがあるとの見通しを日本に派遣された米支援チームの専門家が指摘していることが6日、分かった。ニューヨーク・タイムズ(電子版)が米原子力規制委員会(NRC)がまとめた内密の調査書の内容として報じた。

 調査書は、米専門家が日米の関係機関や東京電力などから入手したデータを基に3月26日付で作成された。

 それによると、原子炉の容器が、放射能に汚染された冷却水で満たされることで傷み、余震によって亀裂が入りやすくなっているという。

 また、冷却で使用された海水の分子が炉心から出る放射線によって分解され、放出された水素のために炉の容器が爆発を起こす可能性があると警告している。容器の損傷はより深刻な放射能漏れにつながる。

 このほか、燃料棒の一部溶融や海水の塩分の堆積が冷却のための水の流れをどのように阻害しているかなどが詳細に報告されている。

 調査書は一方で、海水から真水による冷却に変更された過去一週間に、塩の一部は洗い流された可能性があるとしている。 


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プルトニウム、再び検出=福島第1原発の敷地内―東電

年4月6日 21時32分  東京電力は6日、福島第1原発の敷地内4カ所で3月25、28両日に採取した土壌から、微量のプルトニウム238と同239、同240を検出したと発表した。敷地内では同21、22日に別の場所で採取した土壌からもプルトニウムが見つかっている。

 今回調査したのは、前回と同じ1号機の西北西約500メートルのグラウンドを含む5カ所


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<福島第1原発>炉心燃料棒、最大70%損傷 東電推定
毎日新聞 4月6日(水)21時28分配信

 東京電力は6日、東日本大震災で被災した福島第1原発の炉心の核燃料棒の損傷度を発表した。1号機(燃料集合体計400体)の約70%▽2号機(同548体)の約30%▽3号機(同548体)の約25%が損傷したと推定している。

 3月15日までに、原子炉圧力容器の脇で計測された放射線量のデータを分析した。1〜3号機は3月11日の地震発生直後に制御棒を挿入して運転を停止。しかしその後、炉心の余熱を十分除去することができなくなり、ペレット状の核燃料が溶けたり、燃料を覆う金属製の管から燃料が露出した可能性があるという。4号機は定期検査中で炉心には燃料がなく、5、6号機も運転を停止していた。


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悔い改めよ、天国は近づいた。

「荒野で呼ばわる者の声がする、
『主の道を備えよ、
その道筋をまっすぐにせよ』」

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水素爆発阻止、1号機格納容器へ窒素注入作業
読売新聞 4月6日(水)21時31分配信

 東京電力は6日午後10時半、福島第一原子力発電所1号機の格納容器で水素爆発が起きるのを防ぐため、格納容器内への窒素ガスの注入作業を始めた。

 原子炉等規制法第64条に基づく緊急措置。1〜3号機では原子炉内の燃料集合体の70〜25%が損傷しているとみられ、格納容器内では高い放射線量も依然検出されており、復旧作業は困難を極めそうだ。

 東電などによると、1号機では、原子炉の圧力容器内で核燃料棒を包む被覆管のジルコニウムが熱で損傷、水蒸気と反応するなどしてできた水素が外側の格納容器内に漏れ出ている可能性が高い。水素の濃度が4%以上になると、酸素と結びついて水素爆発を起こす恐れがあるため、あらかじめ窒素を注入し、空気中の酸素を格納容器の外に出して爆発を防ぐ。ただし、窒素注入すると、格納容器内の放射線量の高い空気が配管の継ぎ目などから押し出されて外に漏れてしまうため、慎重に作業を進めている。

 注入する窒素は約6000立方メートルで、作業は6日間かかる見込み。2、3号機でも準備が整い次第、窒素を注入する方針だ。