原発の放射能漏れはすべてを失う

<福島第1原発>100キロ圏外で汚染も…仏安全機関総裁
2011年3月29日 11時08分  

【パリ福原直樹】フランスの原子力安全機関のラコスト総裁は28日、福島第1原発事故について、同原発から放出される放射性物質は「半径30キロを優に超え、一部の産品に影響が出ているのは明らかだ。半径100キロ圏を優に超える地域で、放射能汚染が確認されても驚くべき状況ではない」と発言した。

 総裁は日本からの情報を基に分析。「事故状況は非常に深刻なまま」で「汚染地域の処理には、何年もかかるだろう」との見通しを示した。


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毎年、夏になると異常な洪水が世界中のあちこちで発生して
います。

この異常洪水は原発の建てやごと押し流します。

うちは大丈夫だと言うものはありません。

水の威力は想像を遙かに絶します。

世界の原発の数は異常でそのうちの何基かが破損すれば
世界はパニックに陥り終わりを告げるのです。

ただちに原子力発電はすべて停止し太陽光エネルギーに
完全に切り替えるべきです。


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土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算印刷用画面を開く

 東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。

 飯館村原発から北西約40キロ。今中助教は、原発の状況が分からず被災地各自の事情もあるとした上で「避難を考えた方がいいレベルの汚染。ヨウ素セシウム以外の放射性物質も調べる必要がある」として、飯館村で土壌汚染を調査する方針だ。

 文部科学省の調査で20日に採取した土壌から放射性のヨウ素1キログラム当たり117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレル、雑草からヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルが確認された。土壌中のセシウムは通常の1600倍以上だった。

 今中助教は、土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると1平方メートル当たり326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。

 今中助教は「国は原発周辺の放射性物質を詳細に調べて分析し、ただちにデータを公開すべきだ」と話している。セシウム半減期ヨウ素(8日)と比べ30年と長く、汚染の長期化が懸念されている。


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2号機外に高濃度の汚染水、原発敷地から微量プルトニウム
2011.03.29

東京(CNN) 東日本大震災による福島第一原子力発電所事故で、原発敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出されたことが28日、明らかになった。また、2号機の建屋から外へ延びるトンネルにたまった水からは、毎時1000ミリシーベルト以上の放射線量が測定された。

東京電力は同日夜、原発敷地内で先週採取した土壌からプルトニウム238、239、240の3種類が検出されたと発表。過去に外国の核実験で日本に到達したプルトニウムの量と同じレベル。


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トレンチに溜まった高放射能の汚水は 絶対!絶対!絶対!絶対!絶対!絶対!
海に流さないように!!

魚も食べられたものではない!


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福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」2011年3月29日5時30分

畑には自殺した男性が作ったキャベツが並んでいた=福島県須賀川市、西堀写す
 福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。

 自宅は地震で母屋や納屋が壊れた。ただ、畑の約7500株のキャベツは無事で、試食も済ませ、収穫直前だった。遺族によると、男性は21日にホウレンソウなどの出荷停止措置がとられた後も「様子をみてキャベツは少しずつでも出荷しないと」と話し、納屋の修理などに取り組んでいた。

 23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむせるようなしぐさを繰り返した。「福島の野菜はもうだめだ」。男性の次男(35)は、男性のそんなつぶやきを覚えている。「今まで精魂込めて積み上げてきたものを失ったような気持ちになったのだろう」

 男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、この地域では育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。農協でも人気が高く、地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。「子どもたちが食べるものなのだから、気をつけて作らないと」。そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。

 遺書はなかったが、作業日誌は23日までつけてあった。長女(41)は「こんな状態がいつまで続くのか。これからどうなるのか。農家はみんな不安に思っている。もう父のような犠牲者を出さないでほしい」と訴える。


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普通の人々が「原発は要らない」


http://www.janjanblog.com/archives/34993

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「事故の深刻性表す」=プルトニウム検出で保安院―海水放射線は減少傾向・福島原発
2011年3月29日 12時55分  経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は29日午前の会見で、福島第1原発敷地内の土壌からプルトニウムが検出されたことについて、「事故の重大性、深刻性を表している」とする見解を示した。

 西山審議官は、プルトニウムについて「高温で発生し、重さもあるので、簡単には出てこないはずだ」と説明。その上で「それだけの燃料の損傷があり、本来の閉じ込め機能を突破して出て来ている」と厳しい表情で語った。

 また、2号機タービン建屋の地下トンネルや立て坑にたまった水表面から高い放射線が測定された問題では、東京電力に対し、水が立て坑からあふれた形跡の調査と、地下水のモニタリングを指示したことを明らかにした。


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深刻な状態」と米委員長 NRC、福島事故で来日


 米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は28日、福島第1原発事故の現状把握のために来日し、日本政府高官や東京電力幹部との会談後に「前例のない問題は深刻な状態が続いており、米国で最も優秀な専門家が全力で日本への支援を続けている」と述べた。在日米大使館が明らかにした。

 ヤツコ委員長は「米国の原子力の専門家らは日本側と緊密に協力しており、問題解決に向けて対処するために専門的な分析を共有していく」と指摘。

 その上で「(日本での)一連の会談では、米国は今後も、いかなる支援でも提供する用意があることを再確認した」と強調した。(共同)


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福島第1原発:フランスが技術者2人派遣 東電が要請
 
【パリ福原直樹】東京電力は26日、福島第1原発の事故処理で、フランス政府に対し、放射能除去に関する専門家の派遣を要請した。仏政府はこれに応じ、仏原子力産業大手アレバ社の技術者2人を同日派遣した。技術者は原発付近の放射能汚染水の除去や除去への助言、将来的には原子炉の解体作業などにあたりたいという


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千葉の水道水、22日に一般規制値超える336ベクレルの放射性ヨウ素を検出[03/29]

 千葉県と複数の自治体で構成する北千葉広域水道企業団は29日、江戸川を水源とする北千葉浄水場流山市)で22日に採取した水から一般向けの国の暫定規制値(1キログラムあたり300ベクレル)を超える336ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。

 北千葉浄水場から直接送水しているのは野田市柏市流山市我孫子市八千代市松戸市習志野市。県営水道を通じ、鎌ケ谷市船橋市白井市にも送っている。

 同企業団によると、22日の水は現在の水道管にほとんど残っていないが、長期間水道を使っていなければ「バケツ1〜2杯の水を捨ててから使って」と呼びかけている。