石油の危機は経済の圧迫
イタリア、イラン産原油の輸入に向け石油タンカーを調達
イタリアの石油会社が、イランから8万トンの原油を輸入するため、石油タンカーを調達しています。
ブルームバーグによりますと海運企業からの情報で、EUによるイラン産原油禁輸措置の開始まで4ヶ月となる中、イタリアの石油会社が、今週、イランから原油を輸入するために石油タンカーを調達したことが明らかになったということです。
この報告によれば、イタリアの民間石油会社は、イランのハールク島からイタリアに原油8トンを移送する予定です。
パナマ国籍のこのタンカーは、現在、ペルシャ湾を経由してイラン沿岸に向かっています。
イランはOPEC石油輸出国機構の第2の産油国ですが、EUは7月1日から、イラン産原油の購入、移送、取り引き、保険に対して制裁を発動することになっています。
アメリカエネルギー省の統計によりますと、2011年に入ってからの6ヶ月、イタリアはイランの原油輸出全体の7%を購入し、アジア以外でイラン産原油の最大の買い手だったということです。
アメリカエネルギー省は最近、「イランの原油を世界市場から排除すれば、供給と需要の差が、日量平均300万バレルに達し、燃料不足は6倍に増加する」と認めています。
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石油の危機は経済の危機に即、影響しますから利口と言える。
たわごとなど言っていられない。
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アメリカの対イラン政策に抗議するデモ
アメリカの反戦活動家が集会を開き、アメリカ政府のイランに対する敵対政策を非難しました。
プレスTVによりますと、アメリカ・ニューヨークで行われたこの集会の参加者は、アメリカのイランに対する敵対政策や脅迫を非難し、政府に対し、中東での好戦的な政策を終わらせるよう求めました。
この集会に参加した人権活動家は、イランの核技術保有の権利を強調し、アメリカ政府の尽きることのない好戦的な政策を批判しました。
アメリカと西側のその同盟国は、イランが核兵器を追求していると非難し、それを口実に、イランに対して制裁を行使しています。
一方で、IAEA国際原子力機関は、これまで、イランの平和的核活動が軍事目的に逸脱している証拠を発見してません。
イラン政府は繰り返し、この疑惑を否定すると共に、「イランはIAEAの加盟国として、平和的核技術を保有する権利がある」と主張しています。
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AIJ顧客への分配、預けた資産の1割前後か
2012年3月3日(土)14:37
投資顧問会社「AIJ投資顧問」(東京都中央区)が、企業の年金資産約2000億円を消失させた問題で、同社の運用資産の残高は、現在、最大でも約240億円にとどまることがわかった。
証券取引等監視委員会が海外の金融機関などに確認した。
関係者によると、AIJは金融派生商品「日経225オプション取引」や、国債の先物取引などで運用してきたが、先月24日に業務停止命令を受けた後、現金化するなどした結果、約40億円になったという。
このほか、香港の英国系銀行がAIJの運用する有価証券を保管しており、同行は監視委の照会に対して「時価で200億円程度になる」と回答したという。
金融当局によると、同社の昨年12月時点の顧客は企業年金など計94団体。検査終了後、すべての顧客の契約は解除されるとみられる。その際、顧客には委託した金額に応じて残った資産が分配されるとみられるが、預けた資産の1割前後にとどまる見通しだ。
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この国の腐りは何。一度、この国は本気で潰れなければ駄目かも知れない。
そうなれば、すべて監視、管理され、変なことが出来なくなる。
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ギリシャ「デフォルト」に=最低格付け―米ムーディーズ
2012年3月3日(土)10:04
【ニューヨーク時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日、ギリシャ国債の格付けを「Ca」から最低の「C」に引き下げたと発表した。同社によれば、Cは通常、デフォルト(債務不履行)に陥っており、元利回収の見込みが極めて薄い債務に対する格付け。
ムーディーズは、ギリシャ支援策に盛り込まれた国債の元本削減策で、投資家が多大な損失を被る見込みになったことが理由としている。
同国をめぐっては、米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先月末、部分的なデフォルトを意味する「SD(選択的デフォルト)」に格下げしている。
http://news.goo.ne.jp/picture/jiji/business/jiji-120303X984.html