仙台市議選

仙台市議選で全員当選
議席増の7議席

ーーーーーー

当選を確実にし万歳する庄司あかり氏(中央)と福島かずえ県議予定候補(その左)=28日、仙台市若林区

 東日本大震災で延期されていた仙台市議選(定数55、5減、立候補72人)が28日投開票され、日本共産党は7人全員の当選を勝ち取りました。被災者の願いにこたえた生活再建、原発ゼロの市政に変える重要な選挙と位置づけて奮闘し、1議席増を果たし、議席占有率を2・73ポイントのばして12・73%としました。

 青葉区(定数15)では定数2減をはね返して複数議席を守り、太白区(同12)でも定数1減のなか、2議席を死守しました。宮城野区(同10)でも定数1減のなか、現有議席を確保。泉区(同11)では前回失った議席を回復して空白を克服しました。若林区(同7)では、定数1減のなか新旧交代で、26歳の新人議員を誕生させました。

 当選したのは、青葉区の花木則彰氏(51)、すげの直子氏(39)、太白区の、さがさだ子氏(63)、ふなやま由美氏(43)、宮城野区の高見のり子氏(54)=以上現=、泉区の、ふるくぼ和子氏(44)=元=、若林区の庄司あかり氏(26)=新=です。


●●●

これからの日本は赤字国債とを抱え、どちらにしても
アメリカと似たような境遇におち、先行き不安定に
なります。

メディアの誘導は大きく舵取りを誤った。
大企業のこれからの生き残りはむづかしい。
国家官僚も共倒れとなります。

世界の異常気象を見ても分かるように、今はどこで大洪水に
見舞われてもおかしくありません。

大洪水が起きるということは農作物に危害が
加わるということで、作物は不作になり食料危機に
陥ることになります。

ですから、世界は自国の受給を賄うのがやっとということに
なってきます。


これからの日本は小さな日本に縮小され、国民生活だけは守らなければ
なりません。

ですから、もう、自民党民主党が連立と言ってる時点で
次元が100年遅れていると思ってください。

自民党民主党の裏切り者も必要としません。


自民党が借金を増やしてきて、この国を行き詰め
また自民党と連立組もうとすればこの国がどうなるかくらい
分かりそうなもの。


ーーーーーーー

リビア軍事介入
NATOに批判
安保理決議を逸脱」と指摘も

ーーーーーーーーーー

 リビアの強権的なカダフィ体制が事実上、42年の幕を閉じました。英仏が主導し米国が支えた北大西洋条約機構NATO)の軍事介入は、リビア国民自身の手による政治変革の事業の正当性を損なうだけでなく、混乱をもたらす危険があります。(ロンドン=小玉純一)


ーーーーーーーー

 「われわれの革命ではないが、われわれが果たした役割に誇りをもてる」。キャメロン英首相は反カダフィ派が首都トリポリを事実上制圧した22日、英空軍をたたえました。

 英軍は約900のカダフィ軍の関係施設を破壊したと報告しています。英国は3月から特殊部隊もリビア領内に派遣。反カダフィ派にNATO軍との連絡用装備を提供したとも報じられています。フランスもロケット砲や自動小銃などの武器を反カダフィ勢力側に供与していたことが明らかになっています。

 NATOの発表によれば、作戦は3月末以来、2万回以上の出撃と8000回近い爆撃を数えました。外国軍の介入なしに、政権を打倒したチュニジアやエジプトと異なる点です。

 NATOリビア空爆は、英仏主導で採択された国連安保理決議1973(3月)を受けたものでした。同決議は、リビアの人々の人命保護のため「あらゆる措置」を容認。NATO空爆の口実を与えるものでした。英仏は空爆当初からカダフィ氏退陣を公然と要求し、政権打倒をめざす性格を帯びました。

 中国やロシア、ブラジルなどは「無差別攻撃」であり、人命保護のためという「安保理決議の枠を超えている」と批判してきました。国際社会は、政権が強権であることを理由に、外国が軍事力をもって打倒することまで容認していません。

 欧米の主要国は最近までカダフィ政権と関係強化を進めてきました。2年前のG8首脳会議はカダフィ氏を招待しています。

 しかし欧米は態度変更に追い込まれました。リビアの隣国チュニジアやエジプトでの強権体制打破の高揚に鼓舞されたリビアでのたたかいも盛り上がりを見せ、反政府勢力の弾圧を宣言したカダフィ政権を欧米は見捨てました。

 国内では、カダフィ支持派による抵抗や、反カダフィ諸勢力の内紛も懸念されています。新政権への移行の過程や移行後の治安が安定しなければ、NATOの治安支援部隊の派遣が持ち上がる可能性もあります。

 NATOは、米軍が空爆タリバン政権を打倒した後のアフガニスタンに治安支援のためだとして駐留しましたが、反発を招き事態は泥沼化。いまや撤退に追い込まれつつあります。政権を打倒できても国づくりがいかに困難かはイラクやアフガンの事態が示しています。