偉いことをしてくれたものだ!!

日本も世界も含めよくもこんなに原発を造ってくれたものです。

無神経、無責任、他人事、金の欲望、自己中心的人間の我欲

今現在使用中も燃料棒使用済みも誰が面倒見て行くのか?

と思うと、大洪水の家屋破壊の異常気象続きのこんなでは

地球はそう持たないとし原発のこの数だけでも考えるだけで気が遠くなる。

全人類に及ぶことだからです。

ほんとに先のことも考えずに偉いことをしてくれたものだ!!

原発という魔物で世界全体が覆われた死の灰

こんなに原発が実在してる限り、どうしてもこの地球は最後には原発
飲み込まれる形になってしまう。

窮地に人が追い込められた時に始めて人は神を気づくの
かもしれない。


世界のこれだけの原子炉の数。

http://memorva.jp/ranking/world/iaea_nuclear_power_reactor_2010.php


これだけ危ないと分かったら現在使用中の燃料棒をただちに
止めることが優先とされる。


世界は大至急に風力発電を海洋上に設置し原発の40基以上の
発電を起こせる仕事に取りかかるべきです。


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放射性物質>母乳から微量検出 1都4県で23人中7人厚生労働省は30日、福島、茨城など1都4県の女性23人の母乳を検査した結果、うち7人から微量の放射性物質を検出したと発表した。

検査結果によると、3月11〜14日に福島第1原発の30キロ圏内で生活していた
福島県いわき市の女性の母乳から、1キログラム当たり3.5ベクレルの放射性ヨウ素と、2.4ベクレルの放射性セシウムを検出。ほかにも茨城県の5人、千葉市の1人から2.2〜8.0ベクレルの放射性ヨウ素を検出した。

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人体の母乳から検出したということは母親はそれ以上の
数量を浴びている可能性をみなければならない。


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コウナゴ漁、再開できぬまま今期終了 茨城
産経新聞 4月30日(土)18時32分配信

 茨城県内の漁業、水産関係者による県漁業関係震災対策本部は30日、今期のコウナゴ漁を終了することを決めた。4月28日に採取した北茨城市沖のコウナゴから国の暫定基準値を上回る放射性物質が検出され、期待された漁の再開が当分見込めないためという。

 茨城沿海地区漁業協同組合連合会によると、コウナゴ漁は3〜6月、県北部から県央沖で行われ、昨年は2億円近い水揚げ高があった。今期は大半の関係者が準備中に被災し、ほとんど漁ができなかった。漁の見合わせによる損失額は東京電力に請求する方針。

 また、茨城県は30日、4月28日に続いて29日に採取されたコウナゴでも放射性セシウムが、北茨城市沖で1キログラム当たり1374ベクレル、高萩市沖で505ベクレル検出され、いずれも基準値(同500ベクレル)を上回ったことを発表した。


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北茨城市沖でのコウナゴから高濃度の放射性物質が検出された
ということは同じ海域で泳いでいる他の魚も影響していることになり、
他の魚の数量を何故発表しないのか。

大きな魚は小さなコウナゴを食して生きています。

まったく聞こえてきません。


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海外分析 政府発表より緻密
2011.4.4 06:52

危機の程度

 いまだに危機的状況から抜け出せないでいる東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力
発電所事故。国民は政府や東電の発表、説明を注視しているが、今一つ実態や危機の程度が
分からず、もどかしい思いをしている。一方、今回の事故には欧米を中心に海外の専門家、
メディアも注目しており、その分析は日本より踏み込んだものが多い。鮮明な事故現場の写真が世界中に配信され、その画像を元に、原発先進国の研究機関が独自に開発したシステムを活用して事故の状況をコンピューターでシミュレート(模擬実験)し、積極的に情報開示しているためだ。

 ノーベル物理学賞を受賞した原子物理学者でもある米エネルギー省のスティーブン・チュー長官(63)は1日、米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューに答え、「詳密なモデリング(仮説実験)の結果、(福島第1原発の)ひとつの原子炉(圧力容器)は70%損傷しており、別の原子炉の核燃料棒は33%が溶融していることが分かった」と言い切った。

具体的な数字

 日本の経済産業省原子力安全・保安院のこれまでの発表では、「3号機の圧力容器が一部で破損しているとみられる」「1、3号機の核燃料棒は、一部溶融している可能性がある」としていたのと比べると、チュー長官の発言は具体的に数字が示され、分析の深さがうかがえる。

米国、フランスの2大原発先進国では、1979年の米スリーマイルアイランド原発事故
(大規模な炉心溶融)と86年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故(原子炉爆発)を経て、
事故時にわずかな映像や断片的情報から原子炉で起きていることを探るためのシミュレーションシステムを開発してきた。マサチューセッツ工科大(MIT)のマイケル・ゴレイ教授(原子力工学)は「システムの精度は近年格段に上がっている。しかも今回は精度の高い写真が多数撮影されているので、かなり詳しく実態が把握できているはずだ。情報を開示するかどうかは別の話だが」とニューヨーク・タイムズに語っている。

 米スタンフォード大学は3月21日、今回の福島第1原発事故と原子力発電の将来について考えるパネルディスカッションを開いたが、席上、フランスの世界最大の原子力産業複合企業 アレヴァの関連企業のアラン・ハンセン副社長は「(福島原発で)一部溶融した核燃料棒の温度は、最高時には摂氏2700度に達していた」と発言した。これは専門家が聞けば、愕然とする内容だった。

核心情報

 燃料棒は核燃料を焼き固めたペレットをジルコニウム合金で棒状に覆っている。ジルコニウム 合金は約1100度で溶け出し、燃料本体が原子炉圧力容器の底に落ちた場合、圧力容器の鋼鉄の耐熱温度は2800度とされているためだ。さらに過熱され圧力容器の底を破って格納容器の中に燃料が入り込めば、原子炉建屋が崩壊している現状下では大規模な炉心溶融を起こしたスリーマイルアイランド原発事故を上回る事故となるところだった。

 事故の当事国では、核心情報の持つ重み、国民への影響力が第3国とは格段に異なる。とはいえ、政府は「隠す」「うそ」「過小評価」だけは現に戒めなくてはならない。

 チュー長官は「時間はまだかかるが、方向は確実に収束に向かっている」とも言った。この言葉を信じたい。